【S31使用構築】最終69位/rate1987 -威嚇ギアザシ-
【はじめに】
びちゃです.
6月は余裕があったので,久々にランクマ対戦を楽しめました.
最終2桁に残れたので,メモ程度に構築記事にしたいと思います.
【結果】
TN : ソード
最終順位 69位 / 最終レート 1987
【構築経緯】
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前期の記事を拝見した所,結果を残したNo weaponルギアに興味を持ち使用してみた.感じた事としては,詰め・TOD性能が非常に高く強力であった.
ただ,結果を残した影響か挑発を打たれる機会が多く,火力があるルギア非考慮の選出をされることが多々あったので,CSベースのアタッカールギアが刺さると考え構築のベースとした. -
ルギアは耐久指数が高く対面から積んでいけるポケモンではあるが,今回はCSベースということも有り,補助駒として構築の潤滑油が欲しい.
環境に+が多い為この2匹に強めで,カイオーガ以外の主要伝説に対してある程度展開が出来るヨプの実ガオガエンを採用.
ガオガエン以外に対面的に展開できる駒が欲しく,またステルスロックによる補助も欲しかったので,カイオーガ軸にも選出可能な襷ランドロスを採用. -
アタッカールギアは使用率が高いバンギラスに圧倒的不利を取る.これを牽制する上で構築は出来るだけ物理で固め選出時に圧力を与えたい.
また,ゼルネアスやカイオーガが重めという観点からほぼHD特化のザシアンとスカーフウオノラゴンを採用. -
ルギア+ザシアンは相手のサンダーを積極的に呼んでしまう.
ステルスロックをサンダーに1度入れてしまえば,ルギアで瞑想を積んで展開有利を取れるので,雑に初手にも投げれるようにHBラッキーを採用.
以上,で完成.
【コンセプト】
- 柔軟に立ち回り,要所でルギアを通す.
【個体解説】
※並び順
ルギア
ルギア@するどいくちばし(マルチスケイル・ひかえめ)
191(76)-85(0)-150(0)-156(252)-174(0)-153(180)
エアロブラスト/めいそう/みがわり/じこさいせい
ぽけっとふぁんくしょん!- H : 16n-1
- C : 特化
- S : 準速100族+1
構築の軸&MVP.
圧倒的数値+最強特性マルチスケイルは弱いはずが無い.
アタッカールギアの基本技構成は飛+地+瞑想+自己再生だと思うが,この電磁波環境では身代わり>ダイアースの場面が非常に多かったので1weaponにした.
飛技のみになったため,耐久を下げる命の珠ではなく鋭い嘴に持ち物を変更.
No weaponルギアのある程度の流行のおかげが,火力のあるルギアに対応できていない選出をされることが非常に多くeasy winを量産できた.
ルギアの火力目安としては特化嘴+1ダイジェット>C4振り+3ダイジェット.
ゼクロムがいる構築以外の全てに選出した.
ザシアン
- H : 特化
- A : B4カイオーガをワイルドボルトで確定1発
- B : 端数
- D : C252黒バドレックスのアストラルビット確定3発
: C4ゼルネアスの+2ダイスチル確定3発 - S : 準速エースバーン+2
構築に欲しい鋼と妖枠を兼ねつつ,重めなポケモンを対処する為HDでの採用.
従来のザシアンとして採用しているわけでは無いので,ゼルネアス入りに出す以外そこまで選出率は高くないが,環境にはあっていると感じた.
環境にいるゼルネアスは特化かHBのスチル持ちしか無いので,どちらもザシアン後出しで大体止められる.
技構成は火力が無いので剣の舞と巨獣斬は確定とし,HDを生かし黒バドレックスとカイオーガに対面有利を取るため,噛み砕くとワイルドボルトを選択.
環境に黒バドレックスが多くヌケニンも一定数いたため,噛み砕くは結構刺さった.
ワイルドボルトをサイコファングにすれば,リフレクタームゲンダイナから展開してくる構築に有利を取れるので採用するべきだったかもしれないが,ワイルドボルトも使いやすかったので諸説.
ガオガエン
- H : 50n+1
- A : ダイバーンでH252B4ザシアンが15/16
- D : なるべく高く
構築の潤滑油.
対黒バドレックスの駒としては+αで仕事が可能なので1番信用している.
環境にガエンやナットが多い影響でザシアンのインファイトの採用率が高い(バドザシのザシアンはほぼ持っている)ので,ザシアン対面で安定して鬼火が押せるように持ち物はヨプの実.
DMをこいつに切る展開があるのと、火力が無いガオガエンは使いづらいので最低限のAラインを確保し残りHDの配分.
カイオーガがいる構築以外は取り敢えず出しておけば仕事はできるので,非常に使いやすかった.
ただ,ルギア同様にステルスロックが痛すぎる(構築単位で重い).
ランドロス
雑に強い襷枠.
基本的にDMは切らないので,ステルスロック以外は安定の技構成.
性格については対面ザシアンに対し乱数で落としたかった&ミラーで下から蜻蛉返りをしたかったので意地っ張り.
ガオガエン同様,威嚇が強く対面の駒で有りながら最低限のサイクルも回せるので非常に強かった.
ウオノラゴン
相棒枠(?).
構築における水の一貫をきりつつ,苦手とするカバルドンやバンギラス展開に強い駒.
カイオーガいりはどうしてもウオノラゴンが重くなりがちなので,積極的に選出していった.
技構成はダイウォール媒体として歌うラッキーがキモすぎたので寝言,それ以外は基本的なメインの2weaponと黒バドレックスに対してDMの選択肢を持つため噛み砕く.
ラッキー
ピンクの悪魔.
ここまでで一貫している一般枠最強サンダーを牽制できる枠になりつつ,HB特化+甘えるによる詰め性能とステルスロックが使えるという評価ポイントがかなり高めだった.
また,環境にスカーフ黒バドレックスが多く,アストラルビットの一貫を切ることが出来る点も優秀だった.
技構成は黒バドレックスに打つシャドーボールと詰め性能を格段に上げる甘える,火力補助のステルスロック,採用しない理由が無い卵産みで完結している.
歌うは信用していないので採用するのは論外だったが,相手に使われると強すぎるので試してみるべきだったかもしれない.(単純に歌うラッキーが嫌いすぎて採用したくなかった)
【最後に】
伝説2匹環境は殆ど初めて(BP目当てと色証乱数時に潜るだけ)だったので,最初は伝説のパワーが強く戦いに馴染みませんでしたが,馴染んだ後は普通に楽しめたので良かったです.
使ってみたい伝説の組み合わせが1つ出来たのでS32はやるかもしれませんが,やるとしても終盤の5日間だけ潜るとかになりそうです.
それでは.